民進 前原代表「考え方異なり離党なら対立候補検討」
9月9日 20時01分

民進党の前原代表は山梨県笛吹市で記者会見し、党内で複数の議員が近く離党するのではないかという懸念が出ていることに関連して、
党の方針と考え方が異なるとして離党した場合には選挙区で対立候補の擁立を検討する考えを示しました。

民進党では、先に党を離れた細野元環境大臣や長島昭久衆議院議員らが、新党や新たな会派の結成を目指していることも踏まえ、
複数の議員が近く離党するのではないかという懸念が出ています。

これに関連して、民進党の前原代表は山梨県笛吹市で記者会見し「離党をほのめかしている人がいるのは認識している。
党の方向性を変えたいなら、党の中で発言してもらいたいし、私と直接、話をしたいということなら、喜んで話をしたい」と述べました。

そのうえで、前原氏は「『考え方が違うから離党する』というのであれば、目指す社会像の実現のために対立候補を立てるのが党の正統性を維持していくために大事だ。
国民に選択肢を示す意味でも、その姿勢はしっかりと貫きたい」と述べ、党の方針と考え方が異なるとして離党した場合には、選挙区で対立候補の擁立を検討する考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170909/k10011133521000.html