和歌山県古座川町高池小学校の5,6年生22人が5日、同町池野山、淡佐口幸男さんの田んぼで稲刈りを体験した。

 米作りの大変さや大切さを学ぶ同校の「米米クラブ」の活動の一環で15回目となる。
今年は、児童が5月10日にもち米を植え、6月12日に田の草取りをした。

 淡佐口さんは、稲穂が出る前に肥料をやったが、やり過ぎると稲が枯れたり倒れたりすることや、
いま実っている稲穂は見た目はいいが、8月にカメムシに汁を吸われてしまったことなどを説明。
近くに住む中根和夫さんも、稲の刈り方や、天日干しするために下がりに掛けやすい束ね方を教えるなど協力した。

 児童はのこぎり鎌を手に持ち、2株ずつ丁寧に刈り取ったり、麻ひもで結んだりした。

 淡佐口さんによると、来週中に脱穀をし、年が明けてから精米する。例年は精米にして約35kgあるが、
今回は約30kgを見込んでいる。来年1月に同校恒例の餅つき大会があり、このもち米を使用する。
毎年、児童や保護者、地域住民らが参加する。

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丁寧に稲を刈る児童(5日)

そーす
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小学生が稲刈りを体験 古座川町