モザンビークで開かれていたTICAD(アフリカ開発会議)の閣僚会合は25日、国際法に
基づく海洋ルールの重要性を確認し、閉幕した。

河野太郎外相は「海洋の安全促進のために協調して取り組む必要性を議論し、航行の
自由を確保し、国際法に基づく海洋秩序を維持する重要性を確認した」と述べた。

閣僚会合の共同議長声明には、アフリカで影響力を強める中国を念頭に、国際法に基づく
海洋ルールの重要性が盛り込まれた。

国連などと共同議長を務めた河野外相は、閉幕後の共同記者会見で、中国を念頭に、
「国際港湾など主要インフラは、公平で透明性の高い形で運用される必要がある」と指摘し、
「日本は国際スタンダードを守る投資を進めていきたい」と強調した。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00368431.html