バス運転士が運賃着服 料金箱操作、聞き取り後自殺 神戸
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201707/0010337979.shtml
神戸市が神姫バスに市バス運行を委託している市バス落合営業所の男性運転士(46)が、ボタンを操作して料金箱の投入口のシャッターを閉じ、
徴収されなかった運賃を窃取していたとして、神戸市交通局は3日、被害額を少なくとも計2万7090円と算定し、須磨署に被害届を提出した。
運転士は神姫バスによる事実確認の翌日、自殺した。

6月20日、バス利用者から同局に通報があり、運行を委託されている神姫バスが9日間のドライブレコーダーの映像を確認したところ、運転士が左手でシャッター上に置かれたお金をつかみ、右手に持ち替えている動作を129回確認した。
運転士は聞き取りに盗んだことを否定したが、動作について説明できず、その翌日に自殺した。

同局は市バス全系統の現金収入状況とドライブレコーダーの映像を調査したが、
他の運転士に盗みが疑われるような不審な状況は確認されなかった。同局は今後、神姫バスに損害賠償を請求する。