技術革新の源泉となる科学研究論文で、コンピューター科学・数学や化学など4分野で中国が世界トップに立ったことが文部科学省所管の科学技術振興機構の調査で分かった。
主要8分野を米国と分け合った形で、「米中2強」の時代に突入した。研究費拡充や人材獲得策などが功を奏した。
他の論文に引用された回数から影響力を調査。上位10%のトップ論文から米国、英国、ドイツ、フランス、中国、日本に所属する研究者を割り出し…
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世界の科学技術 米中2強時代  中国、論文4分野で首位 :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17597480T10C17A6MM8000/


──日本人が研究不正で「世界トップ」なのですか。

2014年まで11年間の撤回論文数のワーストワンは日本人、ワースト10に2人、30位内に5人も名を連ねている。
撤回数を国別に見ると、いちばん多いのから順にインド、イラン、韓国、それから中国、日本、米国と続く。日本は捏造が多く、ほかの国は盗用が多い。また3分の1は間違いが理由。それも不名誉なことには違いない。

研究不正は2000年まで日本では目立つものはなかった。2000年に麻酔科医が摘発されて以降、次から次へと出てきている。
撤回論文を俎上に載せたブログ「リトラクションウオッチ」によると、この麻酔科医の撤回した論文は20年間分で183を数え、世界一。
ものすごい「才能」だ。何しろ英文で論文を仕上げ、一流ジャーナルの審査にパスする。しかも掲載されるにはその時々に何が問題テーマか理解していなければならない。実は世界にはそれができる人物はいっぱいいる。

日本が世界一の「研究捏造大国」になった根因 | ブックス・レビュー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
http://toyokeizai.net/articles/-/119004


藤井 善隆(ふじい よしたか)は、日本の麻酔学者。2012年に、少なくとも172本の学術論文においてデータを捏造していたことが発覚し、
ひとりの著者について撤回が必要になった学術論文の件数において、新記録を作ったものと考えられている[1][2]。

藤井善隆 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E4%BA%95%E5%96%84%E9%9A%86