汚水槽から首だけ出ていた…オオコノハズク発見 沖縄・東村

オオコノハズク(フクロウ科)が4日、沖縄県東村の沖縄産業開発青年協会(青年開発隊)敷地内の
汚水槽に漬かっているのを発見され、名護博物館に届けられた。近くで作業していた大嶺伸さんが発見。
「首だけ出ていた。引き揚げて体を洗った」と興奮気味に話した。

オオコノハズクは体長約20センチ。体に触れると「カチ、カチ」とくちばしで音を立て威嚇してきたという。
名護博物館で居合わせた沖縄生物学会の島袋徳正さん(68)は「少しは弱っている気がするが、
威嚇するので大丈夫。オオコノハズクはこのサイズで成鳥です」と述べた。

耳が直立して目は赤い。島袋さんは「本部町の谷茶の方言で『マヤーチクク』と言い、名護では
『マヤーシコホー』などと呼ばれている」と説明した。(玉城学通信員)

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触れると、目を閉じながら「カチ、カチ」とくちばしで音を立てて威嚇するオオコノハズク=名護市東江・名護博物館

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/97220