3/11(月) 5:30配信 スポーツ報知
https://news.yahoo.co.jp/articles/256602f11a72cff75f69f133757f96b1a7d219e3

 バスケットボール男子で、NCAA(全米大学体育協会)1部ネブラスカ大に所属する富永啓生は10日(日本時間11日)、大学生活でシーズン最後のミシガン大戦に先発出場。約32分プレーして、驚異の30得点を記録。得意のスリーポイント(3P)は、8本打って5本を決めた。リバウンドも自己最多タイの6本をマーク。チームは85―70で勝利し、シーズンを通算22勝9敗で終えた。

 試合終了時点で、所属カンファレンス内のトップ4入りが確定。シーズンを終え、次はNCAAトーナメントに向けた戦いが始まる。NCAAトーナメントに出場すれば、日本人では現在、NBAレイカーズに所属する八村塁以来。八村は米ゴンザガ大1年時に準優勝を経験している。

 富永は愛知・桜丘高から、レンジャー短大へ進学。その後NCAA1部のネブラスカ大に編入し、今季ラストシーズンを迎えていた。昨季は終了後、NBAドラフトのアーリーエントリー候補242人に名を連ねたが取り下げ、2023~24年シーズンもネブラスカ大でプレーすることを表明。今シーズンは開幕から左足首の捻挫で欠場が続いたが、3戦目にして復帰を果たしていた。

 昨夏には日本代表としてW杯(沖縄ほか)にも出場。自力では48年ぶりとなる日本の24年パリ五輪出場権獲得に貢献し、五輪本番でも活躍が期待される。