【ジュネーブ共同】国際スケート連盟(ISU)は9日、2022年北京冬季五輪のフィギュアスケート団体でカミラ・ワリエワ(ロシア)のドーピング違反による失格を受けた順位変更は、
処分を科したスポーツ仲裁裁判所(CAS)の判断に準拠した「唯一の決定」として再検討しない考えを示した。4位から変更がなかったカナダや、ロシアが反発していた。

 ISUはロシア・オリンピック委員会(ROC)の一員としてワリエワが1位になった女子ショートプログラム(SP)とフリーの順位点(10点)を無効とし、2位以下の選手の順位点は据え置いた。

 順位変更によって2位の米国が1位、3位の日本が2位に繰り上がった。
(2024年02月10日 08時43分 更新)

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