2024/02/08 17:00

 なにわ男子・道枝駿佑がゴールデン帯連ドラ初主演を務める『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系)。2月6日放送の第3話で、ついに平均世帯視聴率が3%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)までダウンしてしまった。

『マルス-ゼロの革命-』初回&第2話の視聴率は?

 『マルス-ゼロの革命-』は、人気脚本家・武藤将吾による完全オリジナル作品。19歳の謎多きカリスマ転校生・美島零(道枝)と落ちこぼれ高校生たちが巻き起こす「青春“クーデター”サスペンス」だ。

 主演の道枝のほか、動画集団「マルス」のメンバー役として、板垣李光人、吉川愛、井上祐貴、横田真悠、山時聡真、泉澤祐希が出演。私立桜明学園高校の教員・職員役には、山口紗弥加、岩松了、野間口徹、平成ノブシコブシ・徳井健太らがキャスティングされている。

 道枝にとって、2022年4月期の『金田一少年の事件簿』(共に日本テレビ系)以来の連ドラ主演となる同作。平均世帯視聴率は第1話(1月23日放送)が5.7%、第2話(同30日放送)が4.5%だった。

『マルス-ゼロの革命-』第3話は3.4%までダウン

 なお、同じ枠で前クールに放送されていたTOKIO・松岡昌宏主演『家政夫のミタゾノ』第6シリーズは初回9.1%でスタートし、全話平均は7.3%。

 前々クールの伊藤沙莉主演『シッコウ!!~犬と私と執行官~』も初回9.6%でスタートし、全話平均8.0%と好調だったこともあり、残念ながら『マルス-ゼロの革命-』の低調ぶりが際立ってしまった。

 さらに、2月6日放送の第3話では、平均世帯視聴率3.4%までダウン。個人も1.8%と低く、今後が心配される。

 一方で、民放公式動画サービス・TVerのお気に入り数は64.7万(8日現在)とそこそこの数字。ただ、『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』や『恋する警護24時』といった同局の深夜ドラマを下回っており、局としては想定外の事態といえるかもしれない。

『マルス-ゼロの革命-』初回コア視聴率は……テレ朝は若返り狙ったか

 なお、テレ朝の連ドラといえば『相棒』や『科捜研の女』といったシリーズが代表されるが、これらが高視聴率を叩き出す一方で、コア視聴率(13歳~49歳)の獲得に苦戦してきた側面もある。

 そこで視聴者の若返りを狙い、若年層をメインターゲットにした『マルス-ゼロの革命-』を企画したものと思われるが、同枠に若い視聴者が定着していないせいもあってか、平均個人視聴率のコアは初回から2.2%と振るわなかった。

 とはいえ、ネット上では「やっぱり武藤将吾さんの脚本、めちゃくちゃ面白い」という賛辞のほか、「みっちー演技うまくなってるし、ドラマの世界にはまってる!」と道枝らキャストを絶賛する声も散見される。

 道枝にとって、数字的には酷な状況であるが、役どころとしては新境地なだけに、俳優として飛躍するきっかけになるかもしれない。

 なぜか回を追うごとに数字を落としている『マルス-ゼロの革命-』。今後の推移にも注視したい。

https://www.cyzo.com/2024/02/post_362915_entry.html

関連スレ
【テレ朝】『マルス-ゼロの革命-』第2話で視聴率4%台にダウン…なにわ男子・道枝駿佑の演技に賛辞も
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1707210312/