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2023/10/31(火) 11:12:54.78ID:9Rm37GdU921日に関係者77人にヒアリングを行った検証番組を放送したフジテレビだが、一部スポーツ紙によると、定例社長会見で“なぜ『スマスマ』での謝罪が検証対象にならなかったのか?”と記者から追及があったという。
これに、港社長は「番組制作においては、通常、出演者サイドと相談しながら、制作担当者が内容を決めている」とした上で、「あの放送については、解散がささやかれていた当時の状況を考えて、SMAPの5人が視聴者の皆さんに番組内で直接メッセージを出すというのが“自然なこと”と考えて放送した」と回答。
このコメントが報じられると、ネット上で「あれのどこが自然? どう見ても異常だったのに」「『自然なこと』という言葉に違和感しかない。フジテレビがタレントの人権を軽く考えてそうで怖くなった」と批判が噴出したのだ。
さらに、Xでは「#BPOにスマスマ審議の要望を送りました」というハッシュタグと共に、BPO(放送倫理・番組向上機構)公式サイトの「ご意見送信フォーム」から審議入りの必要性を訴えたと報告するユーザーが相次いでいる。
SMAP公開処刑の裏側……スタッフが「残酷なセリフ」言うようお願いしたか
“公開処刑”とも形容される生謝罪が行われたのは、2016年1月18日放送の『スマスマ』。
同13日に一部スポーツ紙に解散危機が報じられたことを受け、同番組の冒頭にスーツ姿のSMAPが登場。葬式のような暗い雰囲気の中、メンバーが順に「今回の件で、SMAPがどれだけ皆さんに支えていただいているのかということを、改めて強く感じました。本当に申し訳ございませんでした」(中居正広)などと謝罪を述べていくという、不気味にも思える映像であった。
当時の裏側については、同番組を担当していた放送作家・鈴木おさむ氏が昨年、「小説『20160118』」のタイトルで小説化。
ノンフィクションではなく、あくまでも小説の体ではあるが、生放送当日にあるメンバーに対して「残酷なセリフ」を言うよう楽屋でお願いするシーンでは、「僕らはなぜその言葉を言わなければいけないのかを話さなかった。言えなかった」「その放送にスタッフとして、放送作家として参加した僕も戦犯である」などと意味深な文章がつづられていた。
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