全国に多くファンを持つ二郎系ラーメン店として有名な「ラーメン富士丸」の店主、吉田実義氏が7日、急性心筋梗塞で死去していたことがわかった。56歳だった。同店が13日までに公式X(旧ツイッター)で明らかにした。

 Xでは「訃報のお知らせ ラーメン富士丸店主 吉田マスターこと吉田実義が10月7日急性心筋梗塞にて急逝いたしました、享年56歳でした。葬儀は故人の遺志により近親者のみで執り行いました」と報告。「ここに生前のご厚誼を深謝し謹んで御通知申し上げます。お店へのご香典ご供花等は一切ご遠慮願います」とした。

 同店は東京・北区の神谷にある本店のほか、首都圏に6店舗を展開。大盛り野菜と脂の多い豚系スープが特徴の「ラーメン二郎」の「インスパイア系」としてファンが多く、各地から食べにくる人が絶えない人気店で、吉田氏は「総帥」として知られた。

 フォロワーからは「マスター まだ早いよ!!」「富士丸のラーメンを20代の時に食べて、二郎系ラーメンが初めて美味いと思えました。懐かしい」「本当に大好きでした うわー悲しい」「そんな…早すぎます…」「またいつかマスターのラーメンを食べられると楽しみにしていました」「つい先日、神谷でお目にかかった時はお元気そうだったのに…」「ほんとに悲しいです。私の青春でした」などと冥福を祈るコメントが相次いだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fe8b6517c180b426af2d9af1d3b14d86c9796266