タレントのラサール石井がジャニーズ性加害問題における「タレントに罪はない」の風潮に持論を展開した。

故ジャニー喜多川氏の性加害問題の衝撃は広がるばかりで、ここまで有名企業25社あまりがジャニーズタレントとの契約見直しを表明した。

これは今月7日にジャニーズ事務所の記者会見で提示された新ガバナンスが企業側にとって「不十分」に映ったためだ。なかでも性加害者の名前を冠にしたジャニーズ事務所の社名を維持することには各方面から疑問の声が投げかけられている。

それと同時に叫ばれているのが「所属タレントに罪はない」という理論。事実、アフラック生命保険はイメージキャラクターの嵐・櫻井翔と事務所を介さず、個別契約を結べるよう要望している。

ラサールは19日までにX(旧ツイッター)を更新。その櫻井が開催中のラグビーW杯で日本代表のアンバサダーを務めていることに、海外から懸念の声が高まっているというニュースを紹介した上で「『タレントに罪はない』と言いますが、交渉、契約しているのは事務所なのでは。それが問題だと言われてるんですが」と指摘。

続けて「だってマネージャーがスケジューリングして、付き添いもするんでしょ。まさか『社員にも罪はない』って言いませんよね」とつづった。

タレントに罪はなくとも、クライアントと交渉し契約しているのはジャニーズ事務所であり、それが最大の問題点であると主張している。

東スポWEB
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/276832
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