厳しい声が向けられているのは、シュークリームを壁に投げつける動画やファンと見られる女性とのベッド写真が流出し、炎上中のジャニーズJr.のグループ「美 少年」の処分についてだ。

 ジャニーズ事務所は18日、公式サイト内で謝罪コメントと今後の対応を発表。同グループを管理するジャニーズアイランドの井ノ原快彦社長(47)は、「活動を控えることで反省を促すという方法もあるのかもしれません。しかし、現在お話をいただいているお仕事を投げ出してしまうことも、大人としての責任に反していると思っております。一度お引き受けしたお仕事は精一杯務めさせていただきます」「どうかこれからの彼らを厳しい目でご覧いただき、その上でご判断いただけますと幸いです」とコメントを出した。

「美 少年は、今週末放送の日本テレビ系『24時間テレビ46』の中京テレビメインパーソナリティーに決定しています。なにわ男子が2019年に読売テレビのスペシャルサポーターに就任した後、デビューし、今年のメインパーソナリティ就任という流れなので、美 少年も同じ道を辿る可能性が高かったですが、《どの面下げて募金集めるの?》と批判も噴出していることを見ると、同じ路線を踏襲させるのは厳しいかもしれませんね」(番組制作関係者)

 24時間テレビという大役がなければ、炎上を起こした3人のメンバーのみを謹慎にし、活動停止処分にすることも可能だったかもしれないが、井ノ原の言う通り、一度引き受けた大きな仕事に穴を開けるわけにはいかなかったのだろう。

 しかし謝罪コメントを出した直後に「お咎めなし」がトレンド入りした。どうも国民の納得は得られていないようだ。

「事務所や井ノ原社長としては、『厳しい視線に耐えて活動継続するこそことがプロ』と考えているのかもしれませんが、不祥事を起こしたメンバーの姿を見て不快になる視聴者もいるでしょう。そもそも、24時間テレビはジャニーズJr.の修行の場のではありません。ジャニー喜多川氏が存命の頃は、所属タレントの不祥事をスルーしていても成立していたため、事務所側も炎上時の世論を読んだ正しい対処や火消しの仕方が分からないのかもしれませんね」(芸能事務所関係者)

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