国際親善試合、ドイツ代表vsベルギー代表が28日に行われ、2-3でベルギーが勝利した。

3日前のペルー代表との親善試合をフュルクルクのドッペルパックで勝利したドイツは、ペルー戦のスタメンから3選手を変更。ハヴァーツ、ジャン、N・シュロッターベックに代わってニャブリ、ゴレツカ、ケーラーがスタメンとなった。

一方、4日前のスウェーデン代表とのユーロ2024予選初戦をルカクのハットで3-0と快勝したテデスコ新体制のベルギーは、スウェーデン戦のスタメンからGKクルトワとトロサールに代えてGKカスティールスとマンガラを起用した。

フュルクルクとヴェルナーの2トップとするフラットな[4-4-2]で臨んだドイツに対し、[4-3-3]でスタートしたベルギーが6分に先制する。ルカクのポストプレーを起点にデ・ブライネのラストパスを受けたカラスコがボックス左へ侵入。ヴォルフをかわしてシュートを決めきった。

さらに9分、ベルギーに追加点。デ・ブライネのスルーパスを受けたルカクがGKとの一対一を制した。

止まらないベルギーは19分に3点目に迫る。ロングカウンターの流れからルケバキオが単騎で持ち上がってGKと一対一に。しかしシュートは枠を捉えきれなかった。

続く21分にはCKからルカクのヘディングシュートがバーに直撃したベルギーが主導権を握る中、ドイツは29分にアクシデント。ゴレツカが左足首を負傷したことでジャンとの交代を強いられる。

さらにヴィルツに代えてフェリックス・エンメチャを投入したドイツは[4-5-1]に変更。すると43分、ドイツがPKを獲得。CKからフュルクルクのヘディングシュートが枠に向かうと、ルカクのハンドを誘った。これをフュルクルクが決め1点を返して前半を終えた。

後半からヴェルトンゲンに代えてサーレマーケルスを左サイドバックに投入したベルギーはフラットな[4-4-2]に変更。そのベルギーが試合をコントロールし、ドイツに好機を許さない。

70分にようやくキミッヒのミドルシュートでゴールに迫ったドイツだったが、78分にベルギーに決定的な3点目。途中出場のデ・ケテラエルとトロサールで崩した流れから最後はデ・ブライネがシュートを決めきった。

87分にシャーデのアシストからニャブリがゴールを決めて1点差に詰め寄ったドイツだったが、ベルギーが3-2で逃げ切り。強豪国対決を制している。

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