アーセナルに所属している日本代表DF冨安健洋が、16日に行われているヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16セカンドレグのスポルティング戦で負傷した。

 冨安は3月4日に行われたプレミアリーグ第26節ボーンマス戦以来、公式戦3試合ぶりのスタメン出場を果たしていた。だが、試合立ち上がりの6分、冨安はポルトガル人FWフランシスコ・トリンコンへの縦パスが入ったところへ寄せようとしたものの、足滑らせた影響で右ひざを捻ってしまう。直後のセットプレーではプレーに参加したものの、そこからおよそ1分ほどが経過したところでピッチ内に倒れ込んでしまった。悔しそうな表情と共にピッチを去り、アーセナルは代わってイングランド代表DFベン・ホワイトをピッチに送り出している。

 JFA(日本サッカー協会)は15日、3月に行われるキリンチャレンジカップ2023に臨む日本代表メンバー26名を発表。冨安も同メンバーに選出されていたが、負傷の程度次第では今回の代表活動参加は難しいかもしれない。24日にはウルグアイ代表と、28日にはコロンビア代表との対戦が予定されていた。

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