国際サッカー連盟(FIFA)が2026年ワールドカップで予定していた3カ国でグループステージを争う案を見直し、従来通り1グループ4カ国で行われることになりそうだ。イギリス『BBC』が伝えた。

アメリカ、メキシコ、カナダによる3カ国の共同開催となる2026年ワールドカップ。大会拡大を目指すFIFAはすでに、この大会から出場国数を従来の32カ国から48カ国に増やすことを決定している。

これに伴い、グループステージのフォーマットも変更されることが濃厚と考えられていた。3カ国を16のグループに分けて、上位2カ国が決勝トーナメントに進む方式が採用されると予想されていた。

しかし、『BBC』が伝えたところによると、カタール大会の成功を受け、FIFAが1グループ4カ国でグループステージを争う方式を採用することになる模様。ルワンダで3月16日に行われるFIFA理事会で結論が出ると考えられている。

ただし、この変更により、大会を通した試合数は大幅に増加する。32カ国が出場したこれまでの大会では64試合だったが、1グループ3カ国の場合は計80試合、1グループ4カ国になると計104試合となり、大会期間の長期化を避けるために、準備期間が短縮される可能性があると伝えられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d7b17cb942a251d9419b341732feac27ce9fbf39