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2023年2月15日 22:03

お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(51)が15日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にコメンテーターとして生出演し、東京・渋谷のスクランブル交差点で昨年11月、花火を打ち上げたとして自称翻訳家の男(35)が道路交通法違反(禁止行為)容疑などで東京地検に書類送検された事件について、自身の考えを示した。
 渋谷署幹部によると、男は昨年11月14日、道玄坂のスクランブル交差点の横断歩道上で、打ち上げ花火約50発を発射、歩行者や車の通行を妨害するなどした疑い。容疑を認めている。番組では弁護士の話として、男が注意のみで終わるか、処分された場合も罰金5万円の略式命令になる可能性を指摘している。

パックンは「迷惑行為はぜひやめて欲しいし、抑止はしたい」と、事件についての切実な思いを大前提に訴えた。SNS上には量刑の軽さを批判する声も上がっているが、「人はバカですよ。バカなことをやります」と持論を展開。「1回くらいバカなことをやったって、人生が終わるような国には正直暮らしたくないです」とも訴えた。

自身の過去や家族の今後について、「自分の過去を思い出すと、僕のバカもいっぱいあったし、自分の子供もどっかでバカをやると思う。迷惑をかけると思う」と語ったパックン。「その時は頭を下げて許しを請いますけど、でもここで実刑10年とか判決が出たら、そんな国は怖すぎないですか?」と、過激な意見には疑問を呈した。

またパックンは、こうした犯罪で重い実刑判決が下された場合についても言及。「結局、そのバカな行為をした人の10年分の生活費を払わないと(国民が)いけないし、いろんな面で抑止したくても、適切な量刑を心掛けていただきたい」と話した。