テレビ番組に欠かせない“司会者”の存在。コロナ禍を経て、より笑いや音楽など“エンターテインメントの力”が注目され、司会者にも、気持ちが前向きになるような進行をしてくれる人物が求められている。ORICON NEWSでは恒例の『第15回好きな司会者ランキング』を発表。1位の【マツコ・デラックス】は今回で4連覇を達成し、5年連続首位が条件となる“殿堂入り”に王手をかけた。初ランクインや昨年圏外も登場する今年の結果は?

■圧倒的支持で4連覇 変わらない“代弁者”のスタンスに全世代が支持
 4連覇となった【マツコ・デラックス】は『アウト×デラックス』(フジテレビ系)が昨年3月で終了したものの、現在のレギュラー出演は6本で需要の高さを維持している。

 単独MCの番組だけでなく、関ジャニ∞・村上信五との『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)は昨年4月に午後10時枠に昇格して人気をキープ。有吉弘行との『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)も前進番組含め5年継続しており、掛け合いも人気のひとつとなっている。

 また、マツコならではの持論がネットでバズることも多く、昨年5月放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)では、シンガーソングライターでラッパーのちゃんみなのメイクに「メイクの濃さは意志の固さよ」と断言して、ツイッターのトレンド入りを果たすなど反響を呼んだ。

 そんなマツコに「視聴者の気持ちを代弁している」(広島県/50代・男性)と昨年と変わらず10~50代、すべての世代で1位を獲得した。「はっきりと言う姿勢は大好き。あながち間違ってないし好感を持つ」(神奈川県/40代・男性)、「庶民的な意見を述べたりしてくれる。視聴者側から見てて面白い」(大阪府/20代・女性)などの声もあり、テレビに出るようになって20年以上経っても、限りなく視聴者に近い存在であることが変わらない支持を得ているポイントとなっている。

 また、『マツコの知らない世界』(TBS系)で紹介した商品は多大な経済効果を与えるなど、“インフルエンサー”としての存在感も発揮。昨年は4月4日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)で「ヤクルト1000を飲んでから、すごい眠りがよくなった」と発言してから同商品の完売が続出。ヤクルト本社の最高益にも寄与し同商品は「2022ユーキャン新語・流行語大賞」トップテンに選出された。

それだけに「マツコが出ている番組は惹き込まれて見てしまう。見た目のインパクトもそうだが、話す内容の説得力がすごいのですっかり信者です」(山梨県/20代・女性)、「いつも面白いことやツッコミをしてみんなを笑わせているけど、それに加えてしっかりとした考えを持っていて、尊敬しているから」(滋賀県/10代・女性)など、同世代だけでなく10代・20代の支持もしっかり獲得している。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/5694c20e2b1add546dc84f38e71ee7c3cd05518e