ニューカッスルは、ドルトムントのドイツ代表FWユスファ・ムココ獲得を狙っているようだ。10日、イギリス紙『イブニングスタンダード』が報じている。

 同紙によると、ニューカッスルがムココ獲得のため、本人に口頭でアプローチを行ったとのこと。ドルトムントとの現行契約は2023年6月末までとなっており、来季からのフリー移籍で交渉を行ったと伝えられている。

 また、ムココを巡ってはバルセロナとチェルシーも争奪戦に参戦している他、ドルトムントも慰留を諦めていない。
だが、ドルトムントはムココ側の要求する年俸を用意するのに苦労しており、一方でニューカッスルは週給15万ポンド(約2400万円/年俸に換算すると約12億円)という破格の条件を提示しており、現時点では“マグパイズ”(ニューカッスルの愛称)が争奪戦をリードしていると見られている。

 現在18歳のムココは、ドルトムントの下部組織出身。
アカデミー年代では圧倒的な得点能力を見せ(U-17リーグでは50試合83ゴール、U-19リーグでは23試合44ゴール)、2020年夏からトップチームに合流。
ブンデスリーガでも18歳にして44試合に出場し、11得点をマークするなど、超逸材として注目の的となっている。
生まれはカメルーンの首都ヤウンデだが、2014年に父親と共にドイツへと移住。
各年代でドイツ代表としてプレーした後、FIFAワールドカップカタール2022のメンバー入りを果たし、2022年11月16日の親善試合・オマーン戦でデビュー。
本大会でもグループE・第1戦の日本戦で1分間だけプレーした。

 潤沢なサウジアラビア資本をバックに、着実なチーム強化を進めるニューカッスル。
次なるステップとして、次世代のスーパースターまで確保するのだろうか。

1/11(水) 16:44配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4853192135bf2f8cb19f8f154e47a549f68b73c4

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