2023-01-09 08:40 ORICON NEWS

 本日1月9日は成人の日。コロナ禍で迎えた成人式も今回で3年目を迎える。さらに今年は、民法改正により2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられ、18歳~20歳が新成人を迎えた。ORICON NEWSも2002年4月2日~2005年4月1日生まれの著名人を対象に恒例の『期待の新成人ランキング』を調査。その結果、昨年6月に18歳となった俳優【芦田愛菜】が首位に輝いた。

■子役から見守ってきた“愛菜ちゃん”「将来どんな大人になるか楽しみ」

 俳優の【芦田愛菜】(18歳)が、全世代からの期待を集め堂々の1位に輝いた。子役として3歳から芸能界に入り、2010年のドラマ『Mother』(日本テレビ系)で実母からネグレクトを受ける少女を熱演して、認知の獲得以降、多方面で活躍。その後もNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』、ドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)など数々の話題作に出演し、現在もなお、様々な賞を受賞し“国民的俳優”として実績を積んでいる。

 俳優以外にも学業と並行して、『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)などバラエティ番組のMCやナレーションなど仕事の幅も広げている彼女。昨年大みそ日に放送された『第73回NHK紅白歌合戦』では審査員も務めた。

 アンケートでは、「子役から活動してきて、イメージを大きく変えることなく活躍を続けているので、新成人になってより幅が広がるのではないかと期待されるから」(大阪府/50代・男性)、「可愛い子役のイメージだったのが最近見た時に一気に見た目も考え方も大人っぽくなっていて驚いた。日本を代表する大女優になりそうな予感がするので」(山梨県/20代・女性)と幼い頃から見守ってきた視聴者の声が。

 また、「バラエティで見せるお茶目な姿もかわいいが、学業成績も優秀と聞いたことがあるので、将来どんな進路を選択するのか興味があるから」(青森県/40代・男性)と、俳優にとらわれない活動も予感させる芦田に、今後の進路先にも注目が高まっている。

 昨年は『タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター)で初の年間1位、『テレビCM放送回数ランキング』(エムデータ)でも年間1位を獲得し、メディア露出も多い1年だった。公開中の劇場アニメ『かがみの孤城』では声優としてオオカミさま役を演じている。今年も多彩な活躍が楽しみだ。

■“令和の将棋ブーム”をけん引 発信力&影響力にも期待

 将棋棋士の【藤井聡太】竜王(20歳)が2位にランクイン。2016年に史上最年少で四段昇段を果たすと、そのまま無敗で公式戦最多連勝記録を樹立した。デビューからの29連勝など社会現象的な人気は「藤井フィーバー」と言われて、同語は「2017ユーキャン新語・流行語大賞」にも選ばれた。

 その後も数々の最年少記録を塗り替えて、現在は竜王・王位・叡王・王将・棋聖の5つのタイトルに在位。1月8日開幕のALSOK杯王将戦七番勝負で羽生善治九段と対戦することも注目され、将棋ブームは継続中だ。

 彼の活躍により、将棋に詳しくなくとも興味を持つ人が増え、「アイドルは飽和状態だけど、こういう世界での新星は滅多にいないので応援したい」(佐賀県/30代・女性)、「今の将棋界で飛び抜けてる。一将棋ファンとして注目しないわけにはいかない」(千葉県/30代・男性)などの声が寄せられた。

 また、藤井竜王は、「望外」「僥倖」「森林限界」など豊富なボキャブラリーで知性を醸し出すだけでなく、「ワンチャンある気がする」など若者言葉もさりげなく発する点も話題となってきた。それだけに「記録を伸ばしてほしいのと新たなものを気づき上げること、人としての発信力・影響力も期待しています」(東京都/50代・男性)との意見もあった。

続きはソースをご覧ください
https://www.oricon.co.jp/news/2263278/full/