12/9(金) 6:00配信 スポーツ報知
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6049bfd2ff973560202d58668f5797c2f256d4f

 巨人の坂本勇人内野手(33)が、9日から那覇市内で行われる名球会の会合に初出席する。20年11月8日のヤクルト戦(東京D)で通算2000安打に到達し、レジェンド軍団の仲間入り。今回、最年少で会合に参加する坂本にとっては、どんな2日間となるか―。野手担当の後藤亮太記者が「占う」。

 球界に数々の歴史を刻んできたレジェンドたちの輪に、坂本がついに仲間入りする。コロナ禍の20年シーズンに通算2000安打に到達したこともあり、名球会入りしてから2年の時を経て、会合に初参加。「コロナ禍でなかなか参加できなかったので、初めて参加するので楽しみです。偉大な方ばかりですので、貴重な時間にしていきたいです」と、素直な思いを口にした。

 9日は名球会総会などが行われ、10日には野球教室と「名球会ベースボールクラシック2022沖縄」オールスター戦(沖縄セルラースタジアム那覇)が開催される。参加メンバーには現役時代、主に遊撃手でプレーしていた宮本慎也氏、DeNA・石井琢朗コーチ、鳥谷敬氏や、幼少期から坂本の憧れの選手だった西武・松井稼頭央監督らが名を連ねるが、目を引くのは参加する内野手のレジェンドたちが、軒並み40歳を超えても第一線でプレーをしていたことだ。

 今季は3度の戦線離脱を余儀なくされるなど苦しんだが、34歳で迎える来季に向けて「(年齢のことは)絶対にあると思うけど、そこをどう打ち破っていくか。来年さらに大事なのかなと思うので、そのためにこの期間とオフを大事にしてやりたい」と並々ならぬ闘志を燃やしている。

 常日頃から、野球がうまくなるために、坂本は先輩後輩関係なく気になったことはどんどん話を聞きに行っている。だからこそ、レジェンドたちと過ごす2日間で、さらなる飛躍につながるヒントを得る可能性はあるはずだ。(後藤 亮太)