長友佑都が現役引退含め去就検討「それも含めて考えたいなと思います」大会前にFC東京に可能性示唆していた


日本代表DF長友佑都(36)=FC東京=が、現役引退を含めて去就を検討していることが6日までに分かった。
今後について「ゆっくり休んで考えたい」と白紙を強調。

複数の関係者によると、大会前から今大会を最後に現役を退く可能性を伝えていたという。
日本史上最多のW杯15試合に出場した魂のサイドバックの決断に注目が集まる。

取材に応じた長友は来季について問われると「それも含めて全てまずはゆっくり休んで考えたいなと思います。落ち着いて冷静になった時に自分が今後どうしたいか、考えていきたいなと思います」と白紙を強調した。


複数の関係者によると、今季で契約が切れるFC東京に対し、大会前に現役を引退する可能性を伝えていたことが判明。
W杯後に現役続行するかどうかを含め、来季について話し合いの場が持たれることになっているという。

4大会出場 人生の全て W杯に愛された男だった。
2008年に明大に在学したまま、FC東京に加入。驚異的な運動量と対人の強さを武器に、同年5月に岡田武史監督の下でA代表デビュー。

10年南アフリカ大会では左SBとして全4試合にフル出場した。そこから4大会連続でメンバー入り。
今回のカタール大会でも全4試合に先発した。
「W杯を経験するごとにその思い、情熱が増している。人生の全てを懸けてきた」。W杯が生きがいだった。


8強入りを懸けて自身3度目の挑戦となったクロアチア戦だったが、またも8強の壁にはね返された。
「僕は本当に楽しかったです。ここまで人生の中で熱狂できたことはなかった。最高に素晴らしいチームで、森保さんのことも大好きだった。堂々と戦っている後輩を誇りに思ったし、感動しました。この悔しさを含めて、必ず彼らがつないでくれると思います」と後輩たちに未来を託した。

集大成として臨んだ今回のW杯。「こんな一瞬で終わってしまうんだなと。はかないですよね。耐え忍んで、耐え忍んで、この時間は一瞬だけど、そのために夢を見て、苦しいことを乗り越えて頑張り続ける。サッカー選手は桜の木のようだなと感じています」。
日本サッカーをけん引してきた男の決断が注目される。


https://news.yahoo.co.jp/articles/ad9551db36459019065db93224094c313371c235