スポーツ報知 12/7(水) 5:58

前半、ペペと競り合うシャキリ(左)(カメラ・宮崎 亮太)
◆カタールW杯 ▽決勝トーナメント1回戦 スイス1―6ポルトガル(6日・ルサイル競技場)

 一進一退の展開が続いていたが、ポルトガルが最初のワンチャンスをものにした。前半17分、左サイド深くからのスローイン。ジョアンフェリックスが前を見ながら受けて、すぐに前方へパス。すると、この日Cロナウドに代わって先発起用された21歳のラモスが、ニアサイドをぶち抜いて先制ゴールを挙げた。さらに33分、右CKからペペがヘディングで決めた。

 ポルトガルは後半に入っても攻撃の手を緩めなかった。後半6分にラモスがこの日2発目となるゴールを決めると、4分後にはゲレイロがチーム4点目を決めた。

 やられっぱなしでは帰れないスイスは、後半13分にセットプレーから1点を返した。

 ところが、ラモスが同22分に今大会初のハットトリックとなる5点目。後半ロスタイムには23歳のレオンがチーム6点目を決められて、大量失点で大会を去ることになった。

 スイスは8強が34、38、54年と3度あるが、決勝トーナメントの白星は54年が最後。近年では94、06、14、18年、そして今大会と16強が5度目だ。

 16強常連と言えばメキシコ。94年から7大会連続で1次リーグを突破していたが、今大会はついに進出できず。前日にクロアチアにPK戦の末に敗退した日本も、4度、8強の壁にはねかえされてきた。

報知新聞
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