2022年11月8日 19時00分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221108/K10013884461_2211081436_1108143814_01_02.jpg

8日正午すぎ、各地のFM放送局にラジオ番組を配信している会社で、機材にトラブルがあり、全国24のFM放送局で、およそ1時間にわたって予定していた番組が放送できませんでした。

全国38社のFM放送局に番組を配信している「ジャパンエフエムネットワーク」によりますと、8日正午すぎ、ラジオ番組の生放送中だった東京 千代田区のスタジオで機材トラブルが発生し、各地の放送局に番組が配信できなくなったということです。

このため、配信を受けていた全国24の放送局で番組が中断し、バックアップ用の音楽を流すなどの対応をしたということです。

会社によりますと、午後1時ごろからは別のスタジオで配信が再開されたということです。

「ジャパンエフエムネットワーク」では、トラブルの詳しい原因を調べています。




総務省 状況を確認

FM放送で放送局が一定時間以上にわたり番組の放送を停止した場合、放送法で総務省への報告が義務づけられている「重大事故」に該当する可能性があります。

ただ、番組を放送できない状態でも、代わりとなる音楽などを放送していれば、「重大事故」にはあたらないということです。

総務省から「重大事故」と認定された場合には事故の原因や再発防止策などの報告が求められることになっています。

今回の「ジャパンエフエムネットワーク」のトラブルについて、総務省では状況を確認しているとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221108/k10013884461000.html