11/7(月) 11:08配信
スポニチアネックス

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が7日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。防犯カメラの映像の公開について言及した。

 番組では、大阪市浪速区のアンティークのおもちゃや漫画などを扱う「まんだらけグランドカオス」が店舗壁面への悪質な落書きを巡り、防犯カメラの映像を公開、30万円の懸賞金をかけて複数の落書き犯の情報を呼び掛けていることを伝えた。

 橋下氏は「防犯カメラの映像を公開することについて法律的には見解が分かれてまして、多くの意見は名誉権の侵害に当たるとか、プライバシーの侵害に当たるということで、公開することはやめるようにっていう弁護士会の声明も出てるんですが、僕はどちらかというと公開支持派です」と自身の見解を述べた。

 そのうえで「これは意見が分かれるところなんですが、公共性、公益性、真実性があれば違法性が阻却。犯罪事実は公共性があり、本当にこれ事実、犯罪やってるんだったら真実性もあり。問題は公益性で、はたしてこのまんだらけの方が自分たちの利益のためにやってるんだったら違法性が阻却されませんが、僕はこれ犯罪捜査に協力するという意味合いでは、公益性があると思っています。指名手配の犯人のポスターを掲げるのと同じように」とし、「ただあれは警察がやっている。今回は私的な業者がやっている。どうですかねえ、これ公益性あると思えるかどうか。意見はいろいろあります」と話した。

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