スポニチannex 10/12(水) 7:37

 プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33=志成)がWBA同級王者ジョシュア・フランコ(26=米国)と大みそかに日本国内で王座統一戦を計画をしていると、専門サイトのボクシングシーン・ドットコムが11日、報じた。会場は未定だが、井岡は過去5戦を東京・大田区総合体育館で戦っており、うち3戦が大みそかであるとしている。対戦については今月24日からプエルトリコで開かれるWBOの年次総会でも議題になるとしている。

 世界4階級制覇王者で7月にWBOスーパフライ級王座5度目の防衛に成功した井岡は、かねて他団対王者との統一戦を希望。昨年末にIBF同級王者ジェルウイン・アンカハス(30=フィリピン)との統一戦が一度は決まりながら、新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。今年2月にはアンカハスがフェルナンド・マルティネス(31=アルゼンチン)に判定負け。両者の再戦の勝者との統一戦を希望しながらも、試合間隔の短さから大みそかの対戦は難しいとみられていた。なお、8日に米カリフォルニア州で行われた再戦ではマルティネスが判定勝ちした。

 米テキサス州サンアントニオ出身のフランコは18勝(8KO)1敗2分けで、弟がWBC世界スーパーフライ級王者のジェシー・ロドリゲス(22=米国、帝拳)。20年6月にアンドリュー・モロニー(31=オーストラリア)に判定勝ちしてWBA同級正規王者となり、昨年8月のモロニーとの再戦も制して初防衛に成功。WBAが今年8月、フランコとの団対内統一戦に応じないフアンフランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)からWBA同級スーパー王座を剥奪したため、他団対王者との統一戦が可能となっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4997175b182460e91c09512eb841b16d46f59d4c