来季の構想から外れ、前日(4日)に中日退団の会見に臨んだ平田良介外野手が5日、自身のインスタグラムを更新。若手時代から慣れ親しんだナゴヤ球場の写真とともに自らの胸中を明かした。

 「昨日は私の記者会見でお騒がせしてすみませんでした。セレモニーのことだけをクローズアップされ報道されてしまいましたが、提案してくださったセレモニーの内容が理由で自由契約を選択したわけではありません」とつづった。

 平田は前日に17年プレーしたドラゴンズへの愛着を明かす一方で、自らが望むような引退セレモニーを準備してもらえなかった、もどかしさも口にしていた。

 「本当に1番に伝えたかったことはドラゴンズが大好きで、またドラゴンズでプレーしたかったという気持ちです! まだ僕はプロでやれます! 平田良介として最後のプロ野球人生を終えるために頑張ります」

 今後はNPB一本に絞り、移籍先を探す。トライアウトを受験する予定はなく、ナゴヤ球場を中心に体を動かす予定だ。

 「こんな僕のことを応援してくれたファンの皆様には本当に感謝しています。つらいとき、苦しいときの支えはファンの方の声援でした。声援が勇気に変わり立ち上がることが何度も出来ました。本当にありがとうございました。恩返しは次のステージでみせたいと思います! 加藤球団代表、立浪監督、選手の皆様、スタッフの皆様、僕に関わって下さった全ての方々に心から感謝申し上げます。ではまた球場でお会いしましょう」

 話し合いを行った加藤球団代表にも謝辞を述べるなど、球団に恩返しを誓っていた。
報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/efb6c0a2f5aa2fa2002a725fb82cb210e1ebcc13