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 ソフトバンクの松田宣浩内野手(39)が来季の戦力構想から外れていることが27日、分かった。
 ホークス一筋17年のプロ人生が一つの区切りを迎えることになりそうだ。

 松田は亜大から大学・社会人ドラフトの希望枠として2006年に入団。三塁手として常勝軍団を支え、17年間のプロ生活で1910試合に出場し、打率2割6分5厘、301本塁打、991打点。
三塁手部門でベストナイン1度、同部門でゴールデングラブ賞を8度獲得している。19年には交流戦のMVPにも輝いた。野球日本代表「侍ジャパン」の一員としても13、17年のWBC、15、19年のプレミア12に出場している。

 17年目の今季はチームが世代交代を図り、ベンチを温める機会が増えた。開幕はスタメン出場したが、43試合の出場(打率2割4厘)にとどまっており、8日に出場選手登録を抹消されていた。

 その際、藤本監督は「マッチ(松田)はこれで終わりじゃない。2軍の試合に出て、状態が上がったら9月下旬に代打とかそういう形で来てもらう可能性もある」と話していた。

 今季も出場機会が限られる中、ベンチを盛り上げるなど若手を鼓舞。
ホークス随一の「元気印」でファンからの支持も厚く、ホームランを打った後の「熱男」パフォーマンスでも沸かせていた。