2022年07月22日

連続ドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」に出演する佐野史郎さん(C)テレビ東京 1 / 7
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 俳優の内藤剛志さんが主演を務める連続ドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」(テレビ東京系、金曜午後8時)。2003年からスペシャルドラマが12作放送され、昨年1月期に連続ドラマが放送された人気シリーズだ。Season2の放送を記念して、「MANTANWEB」ではキャスト陣にインタビューを実施。第2回では、氏家譲を演じる佐野史郎さんに話を聞いた。

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 「強行犯係 樋口顕」シリーズは、本格警察小説の名手・今野敏さんの同名小説が原作。警視庁刑事部捜査一課強行犯係の警部で、“決してヒーローではない無彩色の刑事”樋口顕(内藤さん)の活躍を描く。
 佐野さんが演じる氏家は、警視庁刑事部捜査二課の警部。樋口の盟友にして、最大の理解者で、他部署でありながらも樋口の捜査に協力する。バツイチ・独身で、樋口と唯一尊敬する上司の天童(榎木孝明さん)は飲み仲間、という役どころだ。
 今シーズンの印象について、「毎回、取り上げられる事件の加害者、被害者、そこに関わる警察官たちとのせめぎ合い、交流が、今シーズンはより強く、深く描かれているように感じています」と話した佐野さん。
 ときには、今の世の中の流れや、価値観と逆行するように見えることもあるかもしれない、と続けつつ、「だからこそ、本当に大切なものは何か?と、問いかけられているようにも思うのです。それに応えるべく、ワンシーン、ワンシーンを丁寧に積み重ねて行ければという気持ちで現場に臨んでいます」と力を込める。
 回を重ねるごとに、「樋口と内藤剛志という俳優、氏家役の自分の実人生とが重なるかのよう」と感じている。「天童役の榎木さんとの3人の時間も、ドラマの物語を超えて語り合っているのかもしれません。ストーリー展開を楽しんでいただきつつ、虚実皮膜の淡いも味わっていただけたらと思います」と話す。

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