中日・立浪和義監督(52)が、京田陽太内野手(28)を二軍降格にした理由を説明した。

【写真】京田に打撃指導も行った中日・立浪監督だが…

 12日のヤクルト戦(豊橋)が雨天中止となり「年1回の豊橋のお客さんも楽しみにしていたので、そこは非常に残念ですが、状況が状況なんでしょうがないですね」と気持ちを切り替えた。

 11日に出場選手登録を抹消した京田について「もう1回守備からやり直してこいと。打撃もコロコロ変わる。ボールを呼び込む形がないので、どうしても受けてしまったり、抜かれたら入れっ放しになる。本人もいろいろ工夫をしてはやっているが、試合になると、やろうとしていることができない」と指摘した。

 京田は5月4日のDeNA戦(横浜)で攻守に精彩を欠き「戦う顔をしていない」として試合中に名古屋へ強制送還され、翌5日に抹消。6月17日に一軍復帰したが、その後も15試合で42打数9安打、打率2割1分4厘と苦しんだ。

 指揮官は「ファームへ行っていたが、結果、数試合で上がってきているので、もう1回。しっかり試合に出て、まだこの先、野球人生はあるわけですから、見つめ直す意味でもしっかりやってもらいたい」と〝無期限〟で二軍調整させる方針だ。
東京スポーツ

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