メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCが27日、レアル・マドリーを退団するウェールズ代表FWガレス・ベイル(32)をフリーで獲得した。契約期間は2023年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。

2013年にトッテナムから加入したベイル。5回のチャンピオンズリーグ(CL)制覇など、計15個ものチームタイトルに貢献してきたが、近年は相次ぐ故障やウェールズ代表での活動を重視する姿勢もあり、クラブとの関係が悪化。今季最終年の契約をもっての退団が決定していた。

現役引退も囁かれた去就だが、母国のカタール・ワールドカップ(W杯)出場でなくなると、カーディフやトッテナムなどが獲得に乗り出していたが、ユベントスを退団した元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに続き、ロサンゼルスFC入りを選択。アメリカに拠点を移して、今年11月のカタールW杯を迎えることになった。

新天地の決まったベイルは、クラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。

「ロサンゼルスFCへの移籍に非常に興奮している。ここは僕と家族にとって、そして僕のキャリアの中で適切な場所であり、チームと一緒に働き始め、ロサンゼルスでより多くのトロフィーを獲得する準備をするのが待ちきれないよ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/63eb8e6bb1363ae8a205f8b9ce2569dd3aa9aa1c