長谷部誠や鎌田大地が所属するフランクフルトは現地時間21日、PSVから元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェを獲得したことを発表した。契約は2025年までとなる。

ゲッツェは2020年夏にボルシア・ドルトムントからオランダのPSVへ移籍。ドイツ人指揮官ロジャー・シュミット監督の下で過ごした2シーズン、公式戦77試合に出場し18ゴール18アシストをマーク。そして、フランクフルトが契約解除条項の設定額を支払ったことで、同選手が2年ぶりにブンデスリーガへ復帰することが決定した。

今月3日に30歳の誕生日を迎えたゲッツェは新クラブの公式ウェブサイトを通じて、「アイントラハト・フランクフルトのことをものすごく楽しみにしている」などと喜びの様子でコメント。「スタジアム、ファンたち、街、すべて僕に合っている。ブンデスリーガに復帰することを心待ちにしている。その上、僕たちにはチャンピオンズリーグでプレーする機会も与えられる」とも語っている。

報道によれば、フランクフルトがPSVに支払った契約解除条項の設定額は300万ユーロ(約4億3000万円)で、選手とは基本年俸300万〜350万ユーロ(約4億3000万〜約5億円)程度+ボーナスの条件で合意に至ったという。なおPSVではほとんどの試合でトップ下でプレーしたゲッツェの加入は、ポジションが被る鎌田の去就に大きな影響を及ぼすと見られる。

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