一応、少年野球の審判してるけど、
この機械化とか自動化はやめた方がいいと思う。
やるなとは言わないがやっても良いことはないよ、と。
審判として経験してわかるのが我々の存在が心のゆとりを与えてる。
人間が裁くからこそ可能性やロマンがある。
機械に全て委ねることはジャッジが文句を言えなくなり、責任は全てプレーヤーが持つ。これはストレススポーツになるよ、と。
テニスでコンピュータがラインの外を表示されたときの気分の悪さだよ。
な?一切文句を言うなよ?という無言の圧力。
自分は少年野球の審判とはいえ、これまでゲームの責任の一旦を引き受けてたからこそ、
審判の仕事がなくなった世界はさぞ無機質だろうな、と。面白みのないスポーツになるのがわかる。
例えば3ボール2ストライクで際どいボールを見逃し三振。
球審がいたときは、ファンもプレーヤーも(選手が悪いのか?審判のミスか?)となっていたのが機械判定は文句を一切言えない。
不満やストレスの捌け口は選手に向けられるしかないんだよ。
後になって人間がジャッジしてた頃がよかったと思い返すだろうね。