11月のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で、まだ決まっていなかった日本のグループリーグ第2戦(11月27日)の相手は、14日の大陸間プレーオフの結果、中米のコスタリカに決まった。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでは日本の23位に対してコスタリカは31位。3月末まで行われた北中米カリブ海予選ではカナダ、メキシコ、
米国に次いで4位で、3位の米国と7勝4分け3敗の勝ち点25で並んだが、得失点差で及ばず、今回の大陸間プレーオフに回っていた。

ワールドカップには3大会連続6度目の出場で、最高成績は2014年ブラジル大会の8強入り。この時はいずれも優勝経験を持つイタリア、イングランド、ウルグアイと同じグループとなったグループリーグD組を2勝1分けで首位通過し、
決勝トーナメント1回戦でギリシャを1―1(PK戦5―3)で破った後、準々決勝ではオランダに0―0からPK戦で敗れた。

守護神のGKナバス(パリ・サンジェルマン=フランス)はこの大会で、5試合で2失点で8強入りしたコスタリカの頼もしい扇の要となった。レアル・マドリード(スペイン)時代には2015~16シーズンから欧州チャンピオンズリーグ(CL)3連覇に大きく貢献している。

外務省のホームページによると、コスタリカは九州と四国を合わせたほどの面積の国土に約500万人が暮らす。首都は標高1200メートルのサンホセ。

 日本と過去にW杯本大会での対戦はない。最近の対戦は森保一監督が就任後の初陣となった2018年9月11日の国際親善試合(パナソニックスタジアム吹田)で、日本が南野拓実、伊東純也のゴールなどで3―0で勝っている。(デジタル編集部)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac5bcbb0e29ab30491f751288c337338410f155f