『週刊少年マガジン』で連載中の大人気ラブコメ『彼女、お借りします』が実写化されることとなり、メインキャストが発表された。しかし、主演を務めるジャニーズタレントに哀れみの声が殺到。なぜならその役柄が“史上最悪のラブコメ主人公”だったからだ。

大西流星のイメージダウン待ったなし?

同作の物語は、恋人にフラれた大学生の木ノ下和也が、レンタル彼女サービスを申し込むことから始まる。そこで出会った水原千鶴は、ルックスも振る舞いも申し分ないレンタル彼女。最初は“お仕事”の関係だったが、そこから不思議な縁が生まれることに──。

要するに一風変わった設定から始まるラブコメなのだが、2022年7月からドラマとして実写化が決定。和也役は『なにわ男子』の大西流星、千鶴役は俳優・桜田ひよりが演じるという。


実写化にあたってファンの間で問題視されているのが、ラブコメの主人公とは思えないほど“難あり”な和也の性格。原作ファンからも嫌悪感を抱かれているほどで、それを演じる大西にも同情が集まってしまった。

ネット上では、《かのかり実写化は普通にジャニーズの方がかわいそう》《あのきっしょい主人公をやらされるジャニーズくん可哀想すぎるな》《あんなカスの役を当てがわれたジャニーズの人が可哀想で可哀想で》《ジャニーズの子が主演で大丈夫? 男の自分から見てもイライラするタイプの主人公なんだよな…》といった声が相次いでいる。

和也は性格も性癖も大問題?

なぜ和也がそこまで嫌われているのかというと、「性格の悪さ」と「性癖の不気味さ」の2点が大きいだろう。

まず物語冒頭では、ビジネスとして“理想の彼女”を演じてくれる千鶴に対して、衆人環視のもと大声で八つ当たり。その後も孫想いの祖母に対して、嘘を吐き続けるなど、読者に好感を抱かせる要素がほとんどない。

また、性癖の面では原作218話『楽園と彼女』でショッキングなシーンが描かれていた。詳細な流れは伏せるが、千鶴が他の男とまぐわっている姿を9ページにわたって生々しく妄想。そして勝手に号泣しながら、身体の方はしっかり興奮するという衝撃の描写があった。

相手の人格ではなく、“肉体”しか求めていないような内面に対して、《過去最高に主人公がキモかった》という声も上がったほどだ。

実写化に伴う改変は否定されがちだが、同作に関しては《改変して超かっこいい主人公にしてくれ》《男女逆転版の内容にしてタイトルは彼氏お借りします的な内容にした方が良かったのでは》という声すらある。

忠実に実写化すると、ジャニーズタレントのイメージダウンになりそうなものだが、はたして結果はどうなるだろうか。

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「彼女、お借りします」1巻

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アニメ「彼女、お借りします」