サッカーマンガ『アオアシ』

主人公が練習のミニゲームでプロチームに全くついていけないまま時間が終ってしまって

(回想 「たった40分の練習で何が分かるんや!
  プロになったら練習時間短くなるって、育成年代の方が
  時間長く頑張るってどういうことなんや!」)

「練習の質とは、時間の長さじゃない。
うちでは、そのたった40分に全てを注ぎ込む。1日の全ての
集中力を、筋力を、感情も全て…その40分に放出させる。
それこそ、実際の試合以上の強度を要求してね。

1日のうち、 40分だけ地獄。
40分、監督の要求に応えられない、強度に耐えられない選手は
遠慮なく振るい落とされ、0円提示を待つことになる。
だからこそ彼らは、この40分にすべてを懸ける練習ができる。

本当はユースの子にもそうしたいはずなんだ。
でも高校生の体ではこの強度の40分に、長期的には耐えられない。
君達の体を思いやりながらトレーニングするには、練習時間を
長く取り、少しずつ負荷を与えるしかない。
ユースの君達と、プロとでは、時間の価値が、違うんだ。」

「ここまでのステップアップとはワケが違うだろ。
そしてお前にはもう2日しか残ってない。
プロの時間の価値の中では、それ以上今のお前に付き合って
いられないってことさ。さあどうする?」