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オリコン

SOPHIA、9年ぶり活動再開を発表 松岡充「メンバー5人で話し合い、決断」10・11武道館ライブへ

 活動休止中のロックバンド・SOPHIAのボーカル・松岡充とギター・豊田和貴によるMICHAEL(ミカエル)が27日、ツアー『MICHAEL LIVE 2022 最終章』最終公演を東京・EX THEATER ROPPONGIで行い、2人での活動を休止するとともに、「SOPHIA復活」を発表した。10月11日に東京・日本武道館で復活ライブを行う。

 SOPHIAは、結成20周年を翌年に控えた2013年、松岡の誕生日でもある8月12日の全国ツアーファイナル・日本武道館公演をもってバンド活動を休止。「SOPHIAの未来のため、僕たちの音楽をまた新たな気持ちで届けるため」とし、松岡は「前に進んでいたらいつかまたどこかで会える…」と前向きな言葉を残していた。

 そうした中、松岡と豊田は同年12月、新バンド・MICHAELを結成するなど、メンバー一人ひとりが音楽を見つめ直してきた。最終章ツアーのラストとなったこの日のライブは、9年間の活動を振り返るようなオープニング映像で始まり、7曲立て続けに披露。

 その後、おもむろに松岡が語り出し、「今秋、SOPHIA復活ライブを開催する」と発表。一方で、つないできた旗をSOPHIAにバトンタッチするため「MICHAELの活動停止を決断した」と続けた。復活ライブの場所は、9年前に再会を約束した場所・日本武道館となる。

 松岡は「音楽とは、僕やメンバーにとってはSOPHIAそのもの。SOPHIAともう一度それぞれが向き合うために活動を休止した。9年前に決断したその理由は今も変わらない。ただ、復活に至るために、9年という長い時間を費やしたけれど(微笑)」と、活動再開に意気込む。

■松岡充・豊田和貴 コメント

この度、松岡充と豊田和貴のロックバンドMICHAEL(ミカエル)は2022年3月27日のLIVEをもって活動を停止し、SOPHIAのメンバー黒柳能生、赤松芳朋、都啓一とともに2022年10月11日に日本武道館で、9年振りにSOPHIAの復活LIVEを行うことを正式に発表いたしました。

活動休止9年目、今年10月の日本武道館公演の決定にいたったきっかけとして、今現在も日本はおろか世界中を不安と恐怖に陥れ、被害を出し続けているcovid-19の影響があります。そして、ロシアによるウクライナ侵攻ももちろん、大きなきっかけになりました。

長期にわたるコロナウイルスまん延や、世界が止められない状況の戦争勃発。それにより、疲弊した社会は夢を見ることが許されない状況。

音楽業界をはじめエンターテイメント業界も開催が決定したLIVEや舞台作品が次々と上演中止に追い込まれるなど、未来に希望を見い出せない雰囲気に覆われている。しかし、この今だからこそ、アーティストとして、表現者として、SOPHIAは立ち上がるべきではないか? 自分たちの作品やLIVE活動が、疲弊した人々の心のVitaminや治療薬になり得るのではないか? 過去に多くの時をSOPHIAの活動や楽曲と過ごしてくれたファンの熱望があるなら、今こそ、それに応えるべきではないか?

この秋、SOPHIAの楽曲を引っ提げ、日本武道館のステージに戻ることをメンバー5人で話し合い、決断いたしました。

19年間ともに活動した5人は、もう一度SOPHIAの旗を掲げ、SOPHIAを信じ待ってくれているファンへ、そして心や生活を蝕(むしば)まれながらも、必死で今を生きる人々の心に、未来を生きるための勇気の元となる力を音楽で、LIVEで届けたいと思っています。

We Believe 「ALIVE」

約束の場所 日本武道館に咲く、多くのヒマワリの様な笑顔を目指して進んで参ります。

2022年3月27日
MICHAEL改め、SOPHIA 松岡充 豊田和貴

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https://news.yahoo.co.jp/articles/4fa464668c4ed5537e18932f1965650d46c3a82b