スポーツ報知2022年3月7日 10時1分
https://hochi.news/articles/20220307-OHT1T51035.html

MLB選手会は6日(日本時間7日)、来季(23年シーズン)からの一部のルール変更に関して、45日前の通達を条件に、受け入れる考えを示した。この日、大リーグ(MLB)機構と選手会がニューヨークで交渉を行い、複数の米メディアが報じた。

 (1)守備でのシフト禁止 近年では打者の特徴に合わせて、内野手の守備位置を極端に変える「シフト」が流行。左打者であれば一、二塁のベース間に3人の野手が守ることも珍しくなかった。だが、守備力の高い選手の評価が落ち、パワーヒッター偏重な野球になりがちで、二塁ベースを境に、2人ずつの内野手が守るように規定される。

 (2)ピッチクロック 試合時間短縮のため、投手が捕手からボールを受け取ってから、投げるまでの時間制限。メジャーでは19年のオープン戦で試験的に導入されたこともあった。新たなプランではランナーなしで14秒、ランナーありで19秒という案が持ち上がっている。

 (3)ベース大型化 選手同士の衝突による故障防止などを目的として、一〜三塁ベースを、これまでの15インチ(約38センチ)四方から、18インチ(約46センチ)四方に大型化する。

 これらはマイナーリーグでも試験済み。だが、MLB機構が提案した自動判定システム・ロボット審判に関しては、合意に至らなかった。開幕からの2カード(1チーム・5〜7試合)の中止が決まった「ロックアウト」の原因となっている労使交渉は、この日も話し合いが行われたが大きな進展がなかった。


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