イングランド・プレミアリーグのチェルシーの売却先として、トルコの億万長者が有力候補に急浮上してきた。

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 ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、プーチン大統領と盟友のアブラモビッチ氏が所有していたチェルシーの売却を決断。スイス人実業家のハンスユルグ・ウィス氏や米大リーグ(MLS)の共同オーナーを務めるトッド・ベーリー氏などが買収に乗り出す中、事態は急展開を見せている。

 英紙「メトロ」などは、トルコ人実業家のムーシン・バイラク氏とチェルシーが本格的に交渉を開始したと報道。バイラク氏は「ABグループホールディング」のトップで、暗号資産、建設、観光、エネルギーなど各業界で成功を収めている。

 同紙はバイラク氏が「アブラモビッチに入札を行った後、買収を完了することに自信を持っている」と指摘。さらにトルコメディアに対しては「チェルシーの購入条件について、アブラモビッチの弁護士と話し合っている。我々は契約を交渉しており、まもなくロンドンにトルコ国旗を掲げる」と早くも勝利宣言≠行っている。

 アブラモビッチ氏は40億ポンド(約6000億円)程度を求めているとみられるが、多くの買収希望者が二の足を踏む中でバイラク氏は満額回答で意欲を見せているという。

 昨季の欧州王者がトルコ人オーナーの手に渡ることになるのか大きな注目が集まる。
 
東スポ 3/5(土) 18:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/2013a3736fab001c9a19e6401e59b68d451a7812

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