サッカーの元日本代表MFで、ロシアリーグでのプレー経験がある本田圭佑(35)が27日、自身のツイッターを更新。ロシアがウクライナに軍事侵攻したことについて自身が発信した内容に届いた世間の“反論”に対し、改めて自身の考えを主張した。

 本田は前日26日のツイートで、ロシアに対して25日に停戦交渉を呼びかけたウクライナのゼレンスキー大統領(44)の判断について疑問を投げかけ「独立を守ることとNATOに加盟することはイコールではない。ウクライナ大統領の判断に疑問を感じる。これから協議に入るのならこの数日にでた犠牲者はなんやったのか。プーチン大統領は世界中から悪者にされるのを百も承知で意思決定した。その覚悟の怖さをもっと警戒するべき」「最初から協議を申し出てたら余計な犠牲者は出なかったかもしれない」「アメリカやヨーロッパ諸国がなんだかんだで様子見なのはわかっていたはず」「もう何を言っても犠牲者は戻ってこんけど、これ以上の戦争は泥沼化するだけ」などとつづった。

 これについて世間から非難の声が届くと、27日には「戦争を回避するためのまともな議論ができる人がこれほど少ないとは」と書き出すと「自由と民主主義のために戦ってるという美談に踊らされるな。死にたくない人がどれだけいるか」とツイート。「各国政府も信用ならん。もし本当に助けたいなら武器を売ったり送ったりしんくていいから、軍隊を派遣して守ってあげてください」と各国政府の対応も批判した。

 だが、これにも非難の声が届いたことで再びツイッターに新規投稿。「軍隊を派遣したら世界大戦になるって意見が多いけどその通りやと思います。でもそれはウクライナがNATOに入っても同じレベルのリスクがあると思ってます。その上でどう意思決定すべきかって本質的な議論がなされるべきやと思ってます。今後のこと考えると日本も他人事ではない議論なんですから」とつづった。だが、これにも「もう黙った方がいいよ」などとフォロワーからも声が届いている。

スポニチ 2/27(日) 18:50
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