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A班から外れることになった金子(左)と川越(東スポWeb)
キャンプインを前にして球界でもコロナ感染者が続出しているが、1月に入って感染者が9人(1コーチ含む)出ている西武の外野手戦争≠ノイエローランプが点滅している。
西武は24日のキャンプA、B班振り分け発表後、25日に山川、川越の新型コロナ感染を発表。翌26日にも育成2年目でA班キャンプに初抜擢されていた長谷川と10年目・金子の感染を発表した。
その4人はいずれもA班(宮崎・南郷)キャンプに振り分けられていたため、首脳陣はその分の補充を31日の出発までにしておかなければならないのだが、オミクロン株の感染拡大が止まらない。キャンプ直前、最終のPCR検査の結果を待って、慎重にB班(高知・春野)からA班への入れ替えを行う構えでいる。
現場から「とにかく、いる人間でやるしかない」という悲壮感が漂う中、辻監督にとって頭が痛いのが「みんな横一線にいる」と現場の競争心をあおってきた外野手争いの規模縮小を余儀なくされていることだろう。
A班の外野陣から金子、川越が外れることで残りはベテラン・栗山に鈴木、愛斗、岸、高木となり、これでは選手間の競争心もトーンダウンしてしまう。
その前にまずはキャンプ前にコロナに感染せず競争のスタートラインに立つことが第一関門。見えないウイルスとの戦いがチーム内競争に新たな困難をもたらしている。
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