ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、アルコールを断ってから36年を迎えることについて語る
2022.1.5 水曜日 NME Japan
https://nme-jp.com/news/111092/


ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードはアルコールを断ってから36年を迎えることを受けて、新たなインタヴューで再発の衝動をどのようにかわしてきたかについて語っている。

「そのことについてはずっと考えているんだ」とロブ・ハルフォードはスペインの『マリスカル・ロック』に語っている。「あれは依存症だからね。ある日、テレビでアリゾナ・カージナルスの試合を観ていたら、常にビールやアルコールの宣伝が入るんだ。そういうものだというのは分かっているけど、誘惑になっているんだ。ああいうことを乗り越えるための精神面でのツールを準備しておかなきゃならないんだよ。そういうことなんだ」

「そうやって1日1日を生きていくんだ」と彼は次のように続けている。「そうやってここまで35年間の1日1日を生きてきたんだ。それが重要なことなんだよね。瞬間、瞬間なんだ。今を生きるんだよ。昨日でも明日でもなくね。今なんだ。ビールの悪魔が肩に乗ってきて、『なあ、ちょっとぐらい飲もうぜ』って言ってくるのに準備しておかなきゃならないんだ。『どうでもいい』ってね。もうああいう気持ちにはなりたくないからね」

ロブ・ハルフォードは飲んでいた頃の自分を振り返って、ああいう人間にはなりたくないと語っている。「あの頃の自分は悲惨だったね。幸せじゃなかったし、他の人にとっても嫌な感じだった。もうあんな経験はしたくないね。だから、日々の人生においてバランスを探す一環なんだよ」

ロブ・ハルフォードは2020年のインタヴューでもツアーでアルコールを断つ難しさについて語っている。

「簡単なことではないんだ」と彼は語っている。「1日1日が大変なんだ。リハビリを行った体験からツールやリソースを得られるんだ。それを毎日使っている。その多くは精神面に関わることなんだ。徹底的に言葉にすることなんだ。人に話すこともあるけど、多くは内面的なものだね。それが日々の断酒では欠かせないことだね」

ロブ・ハルフォードは現地時間1月6日にアルコールを断ってから36年目を迎える。

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