12/30(木) 5:15配信
東スポWeb

オンラインで会見した〝ブラックパンサー〟ベイノア

　夢舞台で存在感を見せつける。大みそかの格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．３３」（さいたまスーパーアリーナ）に出場するＲＩＳＥウエルター級王者で芸人ファイターの〝ブラックパンサー〟ベイノア（２６）が心を躍らせた。

　今年６月のＭＭＡデビュー戦となった初参戦ではバックボーンの極真空手を貫くも黒星。だが１１月大会で初白星を挙げ、大みそか大会の出場につなげた。２９日の会見では「ついに来たなという感じ。（今までは）茶の間で、自宅から画面越しで見ていた夢の世界に、自分が飛び込むのは今だに感慨深いですし、まだ夢見心地です。ワクワクしているし楽しみで仕方ないです」と試合目前となってもますます目を輝かせる。

　対戦相手の武田光司はレスリングをバックボーンに持つ、ＤＥＥＰライト級王者。ベイノアは「気持ちが強い、レスリングに特化している選手。黒いなと以前から印象にあったが、パーマかけていて自分とはキャラがかぶっているなと。年齢も一緒ということを知って、非常に押忍だなと」と最大限の警戒を抱く。

　ただ自身も大みそか大会をただの記念試合とする気はない。「相手が組んでこようが、寝技の展開になろうがどの体勢になっても打撃を出していこうかと思います。格闘技に全く関係ない人でも注目する大会ですので、自分がやっている極真空手とＲＩＥの強さをアピールできたら」と夢舞台で存在感を大いにアピールするつもりだ。

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