齋藤飛鳥「うちの生田はすごいんだぞ」乃木坂46、今年の締めくくりに「きっかけ」披露する理由(紅白リハ&会見) - 音楽ナタリー
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2021年12月29日 12:06

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乃木坂46の「第72回NHK紅白歌合戦」音合わせの様子。(写真提供:NHK)

12月31日(金)にNHK総合ほかで放送される「第72回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月29日に東京・東京国際フォーラムで行われている。この記事では乃木坂46のコメントを紹介する。

2016年リリースの「きっかけ」を披露する乃木坂46は、年内でグループを卒業する生田絵梨花によるピアノ伴奏とともにパフォーマンスを行う。「きっかけ」を披露することについて、キャプテンの秋元真夏は「私たちは今年で結成10周年を迎えたのですが、『きっかけ』は東京ドームでのワンマンライブで披露したり、私たちにとってもファンの皆さんにとっても思い入れのある曲。そういった気持ちをしっかりと届けて、11年目に歩いていく、始めの一歩になればいいなと思います」とその意味を語った。

1期生から4期生までが順番に歌いつなぎ、最後は全員の合唱という構成になっており、これについては秋元が「東京ドームでこの曲を披露したときは、1人が1節ずつ歌いつなぐ形で1期生から4期生までの絆を表現したんです。今回は期ごとの絆を見せたあとにみんなで歌って、グループの絆を観てもらえるようなステージになったらと思っています」と説明した。

紅白の舞台が乃木坂46メンバーとしてのラストステージとなる生田は「演奏していると、客観的に周りを見られるんです。グループにいられる最後の瞬間を実感しながら、『巣立っていくんだ』ということを感じながら、大切に歌えたらと思います」と本番に臨む思いを明かした。すると、遠藤さくらは「寂しい気持ちがあるのはもちろんですが、生田さんの素敵な最後のステージになるように務めたいです」と後輩としての気持ちを表明。生田と同じ1期生の齋藤飛鳥は「10年間一緒にがんばってきたので、最後にピアノを弾いてもらってという演出はうれしいです。『うちの生田はすごいんだぞ』というのを見せつけていただければと思います」と、彼女らしい言葉でエールを送る。

最後に「今年1年を1文字で表すなら?」という質問が報道陣から飛ぶと、秋元は「繋」という1文字を挙げ「これまでの10年で繋いできたものを後輩に繋いでいってもらいたいし、新たな風を吹かせてもらいたいなと思っています」とその理由を語り、会見を締めくくった。