12/29(水) 10:47配信
デイリースポーツ

札幌への期限付き移籍が決まった浦和・興梠慎三

 J1浦和の元日本代表FW興梠慎三(35)がJ1札幌に期限付き移籍することが29日、両クラブから発表された。期間は2022年2月1日から2023年1月31日までとなる。

 興梠は鵬翔高から05年鹿島入り。1年目からJ1でプレーし、13年に浦和に移籍した。J1通算158得点は歴代3位。今季はリーグ戦出場20試合、1得点にとどまっていた。

 興梠は浦和を通じてコメントを発表。まず「9年間、本当に熱い応援ありがとうございました。今年1年、何一つチームに貢献できなかったことを大変申し訳なく思っています。今回、期限付き移籍という形で移籍することが決まりました。」と挨拶。

 続けて「今年はなかなか試合に出場できない時期が続き、自分自身このまま引退ということも考えましたが、自分を必要としてくれるクラブからオファーをいただき、もう一度真剣にサッカーと向き合い、もう一度もがいてみようと思いました。」と決断に至った思いを明かした。

 その上で「自分のわがままを受け入れてくれたクラブには大変感謝しています。この浦和レッズでファン・サポーターとともに闘ってきた9年間は、本当に自分にとって大きな財産になりました。

この決断に悔いはありません。少しでもピッチに立っている姿をみなさんに見せられるように頑張ります。本当にありがとうございました。」と感謝の思いを述べた。

 最後には「また必ず」と浦和に戻って活躍する思いを込めた。

 また、札幌を通じて「浦和レッズから期限付き移籍できました興梠慎三です。またミシャとサッカーが出来ること大変うれしく思います。この移籍で大事な家族、大事なクラブから離れてこのクラブにやってきました。生半可な気持ちでこのクラブにやって来たわけではありません。1つでも多くタイトルを取りチームの歴史に名を刻めれる様に頑張りたいと思います。最初から応援してもらえるとは思っていません。結果を残して応援される選手になれるように頑張ります。」とコメントした。

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