日本学生野球協会の審査室会議が17日、都内で開かれて高校7件と大学1件の処分を決めた。NPB経験者の浜松商(静岡)監督は部内暴力と報告義務違反で2カ月謹慎。同校の部長と副部長も事実を隠ぺいしたとして、それぞれ6カ月の謹慎となった。

 同監督は外部コーチだった5月の紅白戦終了後、ミーティング内で2年生部員1人に奮起を促す目的で平手打ちをした。すぐに当時は監督だった現在の副部長へ報告したが、同協会の説明によると「選手の動揺を避けたい」などの理由で適切な報告をせず。今秋の静岡大会敗退後、静岡県高野連に事実を申し出た。

 深谷一(埼玉)監督はグラウンドにボールが残っていたことを理由に、そのボールへの謝罪という意味で部員に5分程度正座させるなど不適切指導で3カ月の謹慎となった。大学では流通科学大(阪神大学リーグ)の副部長が部費を約115万円私的流用で1年の謹慎。すでに同大学を懲戒免職となっている。

ディリースポーツ 12/17(金) 17:28
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