11/30(火) 5:15配信
東スポWeb

契約更改を終え、笑顔の広島・小園(代表撮影)

 さらなる進化を見せる。広島・小園海斗内野手(21)が29日にマツダスタジアムで契約更改に臨み、1300万円増の年俸2100万円でサインした。高卒4年目の年俸は、米大リーグへの挑戦を表明した鈴木誠の1700万円を超えた。

 今年は自己最多の113試合に出場。3年目で自身初の規定打席にも到達し、正遊撃手の定位置を取った。目標にしていた3割には届かなかったが、打率2割9分8厘、5本塁打、35打点といずれも自己最高の成績を残した。

 小園は「1年間ずっとやれたというのは、自分の自信になりました」と振り返った。続けて「その分、来年の期待が大きいと思うので、それを力にできるようにオフも大事になってくると思うのでしっかりやっていけたら」と話した。

 そんな小園が追い求めるのが「(打)率も残しながら、しっかり本塁打を打てたらいい」。理想は鈴木誠のような三拍子そろった選手だ。「体格とかも違いますけど、誠也さんは(打)率も残して本塁打や強い当たりもありますし」と話す。

 さらにこう続ける。「チャンスで打てて、しかも首位打者も取っていますし。自分は本塁打王というのは違いますけど、本塁打も10本打てればと思います。もちろん盗塁も増やしたいですし」。

 来季に向けては「(打率)3割以上、頑張ります。まずはフルイニングでずっと出られるように。チームに貢献できたらいいかなと思う」と意気込んだ小園。理想に向かって一歩ずつ前だけを見つめて進んでいく。(金額は推定)

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