『緊急取調室』新春スペシャル放送決定 天海祐希「終わりの雰囲気を漂わせていたのに…」 もつなべコンビ復活
11/26(金) 5:00 オリコン
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テレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』新春スペシャル決定(C)テレビ朝日
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 天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるテレビ朝日の人気ドラマ『緊急取調室』。井上由美子氏が手掛ける完全オリジナル脚本をベースに、「取調室」という密室の戦場で行われる銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘を描いた本シリーズは、2014年に誕生。キントリ・チームが一筋縄ではいかない被疑者たちの裏の顔をマル裸にしていくスリリングな過程、そこから浮き彫りになる深淵な人間ドラマなどの魅力で、人気シリーズとして不動の地位を確立してきた。

 7月期に放送された第4シーズンでは、鉄壁のチームワークを誇ってきたキントリがまさかの解散。最終回でそれぞれ新天地へと旅立つキントリ・メンバーの姿に“キントリ・ロス”の声が巻き起こった。そんな中、来年1月3日に、キントリが臨時再結成。新生キントリが、第4シーズンのラストで発生した8億円強奪事件の真相を暴くため、新春スペシャルで大暴れする。

 キントリ解散後、有希子は警視庁「特殊犯捜査係」へ異動。管理官・梶山勝利(田中哲司)は捜査一課の管理官、菱本進(でんでん)は運転免許試験場の免許課主任、小石川春夫(小日向文世)は警察学校の教官となり、それぞれの道で正義を貫いていたキントリ・メンバー。そんな中、新春スペシャルでは史上最悪の事件が発生することに。年の瀬も迫ったある日、梶山が捜査に尽力していた8億円強奪事件の被疑者とみられる男の遺体が、ある民家の敷地内から発見される。この事態を受け、警視庁は騒然。一刻も早い事件解決を目指し、特別措置としてキントリの臨時運用および、必要人員の非常招集を決定する。

 梶山の招集を受け、一時的にキントリへ戻ってくる有希子。ところが、この事件は想像以上の難事件。遺体が見つかった家で暮らすのはスーパー法曹一家。有名大学の法学部教授である家長を筆頭に、東京高裁のトップ判事である妻、大手弁護士事務所のパートナー弁護士である長男、さらに何やら秘密も抱えていそうな家政婦も。8億円強奪事件の真相はおろか、遺体がこの家で見つかった理由も、遺体の正体も闇の中。そんな中、有希子らは法を知り尽くした手ごわい一家を相手に、すべてを暴くことができるのか。

 今回の新春スペシャルでは、主演の天海をはじめ、無敵のレギュラーキャストも再集結。天海と共に元祖キントリ・メンバーを演じてきた田中哲司、でんでん、小日向文世だけでなく、第4シーズンでコンビ解消となってしまった速水もこみち&鈴木浩介が演じる警視庁捜査一課殺人捜査第一係の名コンビ「もつなべ」も復活する。さらに、第4シーズンでは古巣の「サイバー犯罪対策室」に復帰した玉垣松夫(塚地武雅)も、新生キントリに参加。また、第4シーズンで初登場した捜査一課刑事・山上善春(工藤阿須加)や、シリーズ初のスペシャル(2015年)以降、第3シーズン(2019年)までは刑事部長だった磐城和久(大倉孝二)も警視庁副総監として登場する。また、気になるのが新生キントリのメンバー構成。今回は新規加入のメンバーも…。新たなメンバー、キントリの前に立ちはだかる豪華ゲスト陣は後日発表となる。

■コメント
【天海祐希】
 お正月からまた皆さんにお目にかかれることになりました。第4シーズンではキントリが解散し、あれほど終わりの雰囲気を漂わせていたのに、こんなに早く、しかもお正月からすみません(笑)。また圧の強い人たちが戻ってきました。ふたたび『緊急取調室』をお届けでき、うれしい限りです。