11/24(水) 5:15配信
東スポWeb

PESの訴えから始まった(東スポWeb)

 人気ヒップホップグループ「RIP SLYME」のRYO―Z(47)らが22日、メンバーだったPES(44)に対するいじめ報道を否定した。一連の騒動はいまだに尾を引いているが、PESはメンバーと不仲だったことをにじませた過去のツイートを削除していたことが分かった。

 RIPは22日、ユーチューブチャンネルで一連の騒動を釈明した。

 RYO―Zはまずファンに陳謝。「彼(PES)がSNSで僕の名前を呼んでくれるな≠ニいうことなので、あえて元メンバー」とPESの名前に触れないとしたうえで、PESをいじめていたとする一部報道を否定した。

「報道などで言われるようないじめがあったとか、そういった事実は一切ございません。報道で言われるような事実はなかったと僕たちは思っております」

 ILMARI(46)、DJ FUMIYA(42)はうなずきながらRYO―Zの説明を聞いていた。

 これに対してSNS上では「でも、それは受けた側(今回ならPESさん)が判断すること」「イジメた側はしてないって小学生でも言うわな」などと、RYO―Zらに対して厳しい意見が目立つ。

 一連の騒動のきっかけは、PESが今月1日に発表した声明だった。PESは2017年にグループを脱退しており、RYO―Zら3人と不仲だったと示唆。突然の告白は波紋を呼んでいた。

 RYO―Zら3人がPESをいじめていたかは当人たちのみぞ知るで、真相は不明だ。

 一方、PES側にも動きがあった。

「PESさんが過去のツイートの一部を削除しました。削除した日は不明ですが、今月中なのは間違いない。削除したツイートの中には、メンバーと不仲だったことをにじませたツイートもあったんです」(音楽関係者)

 PESのツイッターは12年に開設されたが、一番古いツイートは19年5月になっている(23日時点)。PESは19年3月、フォロワーの質問に答える形で「どうしてもみんなリップやらせたいみたいですけど、完全に永遠に無理でしょう」「20年間、足を引っ張るなと言われ続けて来た」などと3人と不仲だったことを示唆。これらのツイートが削除された。

 もう記憶から消したい、ということなのか…。

 PESは23日、新たにツイッターを更新。「なんか私、めちゃくちゃイジメられてた人みたいになっていて恥ずかしいんですがあの流れだと仕方ないのかなと思います」と振り返った上で「話したかった本筋とだいぶ違う形になってしまいましたが、私は5人揃って皆さんの前で『ありがとうございました!』と頭を下げて、笑顔で終わりたかったです」と後悔をにじませたような文言をつづった。

 いずれにせよ、ファンはこのような結末を望まなかっただろう。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/8beff47bed228a7309ef65ea9c4892c0a9d4b966