https://www.zakzak.co.jp/smp/spo/news/211122/bas2111220005-s1.html
 松野博一官房長官は22日午前の記者会見で、米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)に国民栄誉賞の授与を打診したことを明らかにした。産経ニュースなどが報じた。松野氏によると、大谷選手は辞退したという。このニュースにSNSには「かっこよさ満点」などと大きな反響が寄せられている。

 複数の報道によると、大谷は国民栄誉賞の打診について、「まだ早いので今回は辞退させていただきたい」との理由で辞退したという。

 大谷は、メジャー4年目の今季は投手で9勝2敗、防御率3.18。打者では打率.257、リーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁の成績を残すなど大躍進。19日(日本時間)には、日本選手として2001年のイチロー氏(マリナーズ)以来となる2人目のMVPを受賞。満票での選出はメジャー史上19人目、日本選手では初の快挙となった。

 このニュースを受け、ネット上には「大谷国民栄誉賞辞退か。すげえ人やな」「かっこいい!なかなかできないよ」「かっこよさ満点」「謙虚さ…よね。変わらないで欲しい」などの賛辞が並んだ。

 まだ27歳という若さもあってか、今回の辞退に「そりゃそうだ。大谷くんは一発屋じゃなく、まだまだ先があるって意思表示でもあるよね」「そんな為にやってんじゃないんだから」「辞退するの分かりきってるのに」との声も多数。「時期尚早だし、来年も選手でプレーするから余計なプレッシャーにもなりかねない」と今後のキャリアへの影響を心配する人や、政府に「引退後にタイミングみていただけばよろしいかなと!」と提案する人も見受けられた。

 なかには「15〜20年後楽しみにしておきます」「どっちでも良い。受け取っても受け取らなくても、カッコいい人はカッコいい」とのコメントや、過去に複数回、国民栄誉賞を辞退しているイチロー氏を引き合いに「イチローみたいだな」「イチローが貰わない限り、大谷は永久に貰う気はないよ」との書き込みも散見された。(zakzak編集部)